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2017/03/23

NBクーペからの mm1誕生《まとめ》

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■NBクーペから派生したモデル mm 1

ロードスタークーペ
小量生産という前提で
国内のみの限定販売であることが
当初から決まっていました。

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■NB クーペ概要
記事抜粋
「もともとオープン専用に開発されたボディを
クローズドクーペにするという難題にチャレンジしたのは、
マツダの100%子会社である
マツダE&T(エンジニアリング アンド テクノロジー)。
“量産モデルにはない個性と自由な表現”を目指し、
マツダの誇る少量生産技術と量産開発技術を
フルに活用したという。

具体的には、
マツダの生産ラインでプラットフォームを組み立て後、
マツダE&Tの工場で専用開発されたルーフパネルや
リアフェンダーを組み付けてボディを完成、

再び塗装などのためにマツダの生産ラインに戻し、
最後にマツダE&Tで内装を組み付けて仕上げるという凝りようだ。

中でもボディ製作は、
試作車組み立てにかかわる熟練工たちによって、
1台1台ハンドメイドで行われるという。
ロードスターより割高となるプライスだが、
匠の技が光るカスタムメイドのロードスターと考えれば納得もいく。
販売は受注生産方式で、
全国のマツダ系&マツダアンフィニ系ディーラーが行う。」


L&S ツーシータ スポーツクーペが
世にでること事態、奇跡に思えるし
マツダの車造りへの姿勢、
執念というか魂を感じませんか。
ロードスターのサイドストーリー、
長い歴史のなかの逸話としても
相応しいものではないでしょうか。

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2003年《当初の生産計画》
生産台数 40台/月(2台/日)
生産期間 20ヶ月(2003年10月9日~)
総生産台数 800台
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ところが
好事魔多しとはよくいったもので
2004年12月15日、マツダは宇品第1工場塗装ラインで
火災が発生し生産停止に追い込まれました。
翌年4月の復旧時にはデミオなど主流車種が
優先されることとなり、
結果としてモデル末期だったNBロードスター、
かつニッチ車種のロードスタークーペは
予定通り生産されることはありませんでした。
そんな背景のなかで
クーペから派生したモデルがmm 1です。

もはや伝説となりうるような
逸話としてもその資格、必要にして十分?!

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■mm 1 概要■
■2004年 TSコンセプトの発表

北米へのプレゼン用として最初にロードスター
(後のユーノスロードスター)の
デザインに関わられた福田成徳デザイナーが、
イタリアンコンパクトそのままに企画、デザイン。
マツダ発として2004年のオートサロンで
発表したのが「TSコンセプト」です。

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これは
「週末にはクラブマンレースに参戦し、
帰りにはカフェで仲間と語らう。
ライトスポーツエンスー向け」といった
60年代の雰囲気をコンセプトにしたものです。
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ベース車両はNB クーペ Type-S、
違いはフロントマスクと
フェンダーミラー、リアアンダースポイラー(NBターボ用)、
テールライト、センターマフラー(白)

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■2004年11月1日 mono CRAFT mm1 発売
(受注は9月25日より)

この車種はオートバックスセブンより
「monoCRAFT mm1」というカスタムカーとして、
スーパーオートバックスにて販売されました。
また車名mm1とは社内コードネームより
採用されたものです。
(NBロードスターの開発コードはJ07
ユーノスロードスターの開発コードはJ58G)
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販売目標100台でしたが、
同年12月、先のマツダ工場火災によって29台のみリリース、
ボディカラーはクーペに準じて赤、白、銀の3色。
TSコンセプトと同じ部分はフロントマスクのみで
それ以外はNBクーペ同様のデザインでした。

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■因みに2016年の秋、清里MTGで
福田さんに直接、お会いした折りには、
今後、5ナンバー規格のクーペは造られないことを鑑み
どうしてもライトウエイトのクーペスタイルを
誕生させたかったとのこと。
また
金型を依頼したファトラさん(ファトラスタイリング)と
随分、やりあって、設計、実現へと
相当、苦労されたそうです。

「これが僕の最後の仕事だった」と仰って
とても感慨深げだったことが
印象にのこっています。


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《Classic Euro のロードスター》

この言葉に想いを馳せてみる
なんと心地の好いことでしょう。
福田さんに頂いたサインは
心の拠り所となりました

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ロードスター乗りでも
この車の存在を知る人は
どれだけいるでしょうか?
ディラーで扱っていなかったこともあり
販売店スタッフですら
怪しいのが実情ではないでしょうか。

実際、街中で出会ったことは
一度もありませんし、
ロードスターの全国規模のオフ会で
出会えるかどうかでした。

NB クーペから誕生したmm1、
記憶の片隅にでも
留め置き頂ければ幸いです。

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NB クーペの実質生産台数
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生産数 208台

<内訳>
Type-S/Coupe:116台
Type-A 40台
Type-E 23台
mm1  29台 
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価格比較
NB クーペ
ベースグレード(Coupe)約235万円
Type-A 310万円
Type-E 280万円
mm 1
1.6リッター 315万円
1.8リッター 357万円

当時NBロードスターの価格が約200万円
NBロードスターターボが約270万円
RX-8が約240万円

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